【流されゆく日日05】excite

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角川春樹氏の遺作か『大和』、編。

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角川春樹氏(元・角川書店社長、角川春樹事務所特別顧問)製作総指揮「男たちの大和/YAMATO」を見た。

★ 映画コピーは「戦後60年記念作品/守り抜くと、誓った。死なないでと、祈った」。このコピーは恐らく角川春樹氏か。春樹氏は前身の角川映画時代から自身でコピーを作っていた。誰もが知っている「読んでから見るか。見てから読むか」など手掛ける名コピーライターだ。

★ CGを多用しない(というか、どこで使われていたのか分からなかった)映像と、久石譲の音楽が胸を打つ(ジブリばかりじゃないんだね)。大和が一斉砲撃を受ける場面の目まぐるしく変わるショットの粗れ具合と、僕の好きな白石加代子さんの母親が良かった。満員の館内は鼻をすする音とハンカチを出す人が目立った。

★ 春樹氏は音楽製作総指揮もしていて、さすが財を投じただけの入魂の一作。仲代達矢老人の話を聴いて、最後には「明日香丸」をりりしく操船する15歳の少年アツシに「戦後60年」をダブらせたんだね。
ちなみに、「明日香丸」は春樹氏が信奉する「飛鳥神社」から取ったのか。原作の逸見じゅん氏は春樹氏の実姉で、現在の角川ホールディングスの歴彦(つぐひこ=春樹氏の実弟)CEOとは反目し合っている。つまり、角川春樹&逸見じゅん角川家本流連合VS角川歴彦・角川書店会長&角川映画の図式で見ても面白いかも。

※ 写真は本文となんの関係もありません。ただの帰りの新宿思い出横丁です‥‥。
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by suginami458 | 2005-12-18 19:23 | 小説・エンターテインメント