【流されゆく日日05】excite

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こちら尼崎事故現場、の巻。

【事件の現場に行く】②/尼崎編。


「JR西日本の社員は集まれ! 謝らんかい!」。
尼崎脱線事故現場に響きわたる、いきなりの怒声。初老の男が献花台の前で、ひたすら頭を下げるJR西日本社員の前で怒鳴っている。マスコミ陣およそ40人が一斉にカメラとメモ帳を向ける。おじさんはどうも遺族の関係者とは違うようだが……。
「こら! 頭を下げるばかりじゃなく、なんか言わんかい!」。
約2分ぐらい怒鳴ったか、数分後には、あるテレビカメラマンに向かって「8割方言ってやった。あれでいいんかい?」って、おい、やらせかよ。

JR尼崎駅からタクシーでワンメーターの事故現場。現場の尼崎寄り百メートル先には特急電車、その後方には快速電車が停まったままだ。二重災害間一髪。

R300といわれる急カーブの踏み切りには兵庫県警10人、JR西日本社員8人ぐらい、マスコミ40人、近所の人々らがいた。
テレビ映像では映らなかったけれど、問題のマンションの横には「浦島海苔」の事務所兼倉庫があった=上写真。もちろん、関係者以外は立ち入り禁止。この倉庫は無傷のようだ。そして簡易トイレが8台。

JR西日本がとりしきる簡易テントの献花台に花を手向ける人がいる。
ひたすら頭を下げるばかりのJR社員。
献花を終えた人に一斉に群がり、コメントを取る取材陣。
‥‥みんながそれぞれの役割と「仕事」をしているようだ。

5日、こどもの日。事故マンションの4階には誰が掛けたのか小さなコイノボリが風にはためいていた。
住人が掛けたのか? 大惨事現場には不似合いなモノだと思った。
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by suginami458 | 2005-05-06 20:15