【流されゆく日日05】excite

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誰か角川春樹さんを止めてくれ、の巻。


最近、僕の体を通り過ぎていった本たち。

①『わが闘争』=(角川春樹/イースト・プレス刊=面白度数★★★★★ )
出だしから「私はスサノオノミコトである。創造と破壊の神である」って。さすが春樹師。普通人の座標軸では測れません。
他にも「私は歩く神社である」「私は異星人とコンタクトをした」「お返しと仕返しはお早めに」(つまり、氏を裏切った角川歴彦CEOと見城社長は許さない、という意味)…など名言多数。かなりの書店で売り切れ状態。

②『シリウスの道』(藤原伊織/文芸春秋=面白度数★★★★☆ds)

広告業界を舞台にしたサラリーマン・ハードボイルド(って、そんな分野あるのかな)。
「この作品のようなことは有り得るのでしょうか」と業界大手の人に聞いたら、「うーん、以前はあったかもしれないけど、今は本部制を敷いているからねぇ。彼は抑えたかもしれないねぇ」とか。待望の一冊。

③『最後に咲く花』(片山恭一/小学館=面白度数★☆☆☆☆)

少し食傷気味の、おなじみ小学館純愛路線。誤解されやすい作家。でも10万部突破したから、まあいいか。

④『雨の日と月曜日は』(上原隆/新潮文庫=面白度数★★★★☆)

村上春樹と上野千鶴子に心酔する「日本のボブ・グリーン」の文庫。
「私の書きたいこと」は「自尊心が粉々になりそうなときに、ひとはどのようにして自分を支えるのだろうか」とか。以前から愛読してますけれど、裏を返せば「失速した人の人生に興味があります」ってこと。
確かに、心が温まり、元気にはなりそうな気が…。
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by suginami458 | 2005-06-12 12:20