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【流されゆく日日05】excite

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「軟禁」見出し、あなたはどっち? 編。

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福岡で、40歳の母親が18歳になる病気の女性を生まれてからずっと自宅に閉じ込めていた事件があった(写真右は6日付朝日、左は毎日新聞=いずれも東京本社版)。第1報の記事内容は下記のとおり。

【第1報・記事要旨】福岡市博多区の女性(18)が母親(40)から生まれてからほとんど外出させてもらえず、自宅に11年以上閉じ込められていたことが分かった。母親が傷害容疑で逮捕され、取り調べのなかで発覚した。女性は120㌢、体重は約20㌔だった。
同市教委や学校は女性の存在を把握していたが、対面できず結果的に放置し続けていた。

★ 朝日新聞は3本見出し「母、生後18年間娘軟禁/福岡/小・中学校通わせず」
毎日新聞は4本見出し「18歳娘を11年以上『軟禁』/傷害容疑で逮捕の母親/小中学校通わせず/福岡市教委も放置」

★ ほぼ内容は同じ(警察発表モノだから)だけど、どっちの4段見出しがインパクトがあるか。僕は、字数の少なさと「生後」の文字を使った「朝日」がいいと思うけど(18歳の女性は18年間軟禁されたのか、11年以上なのか、はさておき)。
ここが新聞編集者(整理部)の難しいところ。見出しは普通①11文字以内②インパクト③具体的に‥‥だが、「これでいいのか‥‥」と不安になることばかり。「あ、一応『教委が放置していたこと』も入れておこうかな」と思って、4本見出しになったんだろうなあ。多分、僕も後者。

★ で、朝日の3本見出しでも、読者は衝撃を受けて読んでしまうはず。スッキリしているし。僕は最近この「スッキリ」感が大事ではないか、と思っている。でも、「見出しで何でも言っちゃえ」派もいるから‥‥ここが悩みの種だ。
# by suginami458 | 2005-12-07 14:08 | 小説・エンターテインメント

DoCoMoかしこも総力戦! 編。

DoCoMoかしこも総力戦! 編。_d0028933_1814475.jpg
携帯(DoCoMo)が重くなったので、機種変更。新型902iも登場したし、型落ちで今までの機種が驚くほど安くなっていた。で、901iSにしました。つい先日まで1万円以上したのにね。

★ FOMA最新902iシリーズの「売り」は「プレイ!プッシュ!トーク!」。これが、何回話を聞いてもわからない機能。5人と同時に話せるって言うけれど、これって便利か? 尻取りしかできないじゃん。でも、この機能のために、ものすごく開発費をかけたんだろうなあ、ドコモ。
重ねて言います、これって便利? 必要?

★ 携帯キャリア一人勝ち状態(ユーザー5000万人突破)のドコモが、目を吊り上げて料金値下げや新機能・販売拡張に力を入れるのは、来06年11月から始まる「番号ポータビリティー制」(番号持ち運び制=携帯会社を代えても番号はそのまま。ただしメールアドレスは変わる)をにらんでの囲い込み戦略。
おまけに、ソフトバンクなど10年ぶりに新会社が参入する携帯業界。
だから、もう第2世代(PDC方式)の開発は打ち切ります! 商品開発はFOMAの3G、次世代4Gに総力を挙げます! これからは「生活インフラ」に注力します! というドコモ(光文社新書『ドコモとau』)。

★ auは音楽・データ重視に特化していくっていうけど、ドコモの「おサイフ携帯」など生活インフラ重視路線の方がいいような気がする(オジサンには)。戦略に誤りはないぞ、ドコモ。
 で、第3位のボーダフォンは、どうする?‥‥ 

写真は、買い換えた202万画素カメラで撮ったもの。ただの紅葉です。
# by suginami458 | 2005-12-06 18:14 | 小説・エンターテインメント

書店カバーを「捨ててはいけない」、編②

書店カバーを「捨ててはいけない」、編②_d0028933_14505133.jpg
個人的書店カバー大賞「ブックカバー・オブ・ザ・イヤー2005」の1位は…(3~5位は下欄に)

②位 流水書房=濃いクリーム色のセンスの良いデザイン(写真右)。目に優しい、シンプル・イズ・ザ・ベスト。これぞ書店カバーの見本。親会社は日本洋書販売なので、青山ブックセンターはグループ書店。

輝け!①位 書楽=東京・阿佐谷駅前、埼玉・和光駅前にある深夜書店。シルバーの線が黒地に光る、極めてシンプルなデザイン(写真左)。難点は紙質がやや硬すぎること。現在は黒一色だが以前はグレー、茶、赤など多彩だった。地方からもカバーだけ購入希望もあるとか。

…え、そうなんです、僕は書皮友好協会会員なんです。「書皮」とは書店の紙カバー・包装紙のことなんです。
# by suginami458 | 2005-12-05 14:50 | 小説・エンターテインメント

書店カバーを「書皮」という、編①

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ご趣味はなんですか? 
はあ…書店カバーを集めることです。とても、建設的な趣味でしょ、ほ、ほ、ほ。

★ そこで、2005輝け! 書店カバー大賞「ブックカバー・オブ・ザ・イヤー」年忘れ僕的ベスト5!
⑤位 有隣堂書店10色文庫カバー(写真)=10色+デザイン版がある。神奈川が本店なので入手難だったが、都内進出で割と見られるようになった。シンプルさと追随を許さぬカラフルさ、経費もかかってそう。恵比寿店では10枚157円で特別販売しているから1枚15円!

④位 紀伊国屋書店=ブルーのラインとロゴの、70年代から変わらぬデザイン。継続は力なり(実は一時期違うバージョンが出たこともある)。知性が感じられる…ような気がする。

③位 三省堂書店=これもシンプルさとクリーム色の紙質が買い。昨年、130周年記念復刻バージョンがでたけど、すぐに消えた。他企業コラボレーションカバーが多い気がする。

 で、「ブックカバー・オブ・ザ・イヤー2005」①位、②位は……続く。
# by suginami458 | 2005-12-04 12:00 | 小説・エンターテインメント

オジサンの聖地に○○は立入禁止なのだ、編。

オジサンの聖地に○○は立入禁止なのだ、編。_d0028933_17563535.jpg
ダイエー本社(東京・芝)の帰途、煙たなびく一角があった。JR浜松町駅から数分、立ち呑み処「秋田屋」=写真。オジサンたちの聖地なのだ。

★ 最近はスタンディングバーなんていって、ニューウエーブの店を集めて「トウキョウ立ち呑みスポット」というガイドブックも出ているけれど、ここは保守本流の店。白い上っ張りを着たオバサンとオジサン、お兄さんがフル回転していた。オープンエアな空間で(早い話、道路に出ているだけ)日刊ゲンダイを読みながら、あるいはタバコを吸いながらのオジサンが絵になる。冷やっこ350円、牛煮込み450円。

★ ところが、「最近、オネエチャンが進出してきて、もう本当に困るのだ」と知り合いのオジサンが怒っていた。このオジサンは東京・西新宿の「十徳」、新橋の「ジャンケンポン」、新宿三丁目の「人生再生酒場」、大阪ミナミ、大阪駅「松葉」など、各地の立ち呑み処を歩き回っている方。「化粧のにおいをプンプンさせて来るな。こういうところの流儀をわきまえろ」。

★ ホントだよね、オジサンたち緊張しちゃってゆっくりできない。〝ちょい場末〟〝ちょい裏ぶれ〟感が味なんだから。

【浜松町「秋田屋」=★★★☆☆】一見さんにはちょっと店の流儀が分からず‥‥。
# by suginami458 | 2005-12-02 17:56 | 小説・エンターテインメント